防衛研究所の動向
2024年7月
防衛研究所所長 離着任行事
防衛研究所では令和6年7月19日付人事異動に伴い、石川武 前所長の離任式及び 今給黎 学(いまきゅうれい まなぶ) 新所長の着任式を執り行い、新体制が始まりました。
今給黎所長着任挨拶
石川所長離任挨拶
駐日ポーランド大使館付国防武官及び参事官(次席)の来訪
7月3日、防衛研究所は、駐日ポーランド大使館付国防武官マチェイ・レムコフスキ空軍大佐及び参事官(次席)トマシュ・グヴォズドフスキ氏の訪問を受けるとともに、日・ポーランド両国周辺の安全保障環境等について意見交換を実施しました。
2024年6月
マレーシア・レジリエンス・カレッジ(NRC)の来訪
6月25日、防衛研究所は、マレーシア・レジリエンス・カレッジ(NRC)学校長Datuk Johnny Lim Eng Seng少将を始めNRC同校職員の訪問を受けるとともに、両機関の今後の交流発展や安全保障についての意見交換を実施しました。
カタール軍最高司令官室長の来訪
6月21日、防衛研究所は、カタール軍最高司令官室長 ジャーベル・フライフィ大佐の訪問を受けるとともに、今後の研究交流発展について意見交換を実施しました。
令和6年度日韓防衛研究交流
6月19日、韓国国防研究院(KIDA)からイ・ホリョン(Lee Ho Ryoung)安保戦略研究センター長他4名の研究者を招へいし、日韓防衛研究交流を実施しました。拡大抑止をめぐる日韓両国の課題や北朝鮮の軍事動向をめぐる評価等について、研究者間で活発な議論が行われました。
町田市教育委員会生涯学習センターでの講義
6月6日、石川所長は、町田市教育委員会生涯学習センターで2024年、世界はどう変わる~2つの大統領選挙から~「我が国を取り巻く安全保障環境:2024年」の講演を実施しました。
NATO国防大学国外研修団の来訪
6月5日、防衛研究所は、初来日したNATO国防大学研修団に対し安全保障戦略に関するブリーフィングを行うとともに、地域情勢及び今後の日NATO協力関係について意見交換を実施しました。
2024年5月
WPSイベント「NATOと日本からの経験-防衛分野におけるWPS」への参加
5月29日、笹川平和財団と学校法人立教学院(立教大学)異文化コミュニケーション学部共催、在日デンマーク王国大使館と在日米国大使館協力のセミナーが「NATOと日本からの経験-防衛分野におけるWPS」をテーマとして開催され、NATO事務総長女性・平和・安全保障(WPS)分野特別代表のイレーネ・フェリン氏の基調講演、パネルディスカッション、そして、意見交換が実施され、防衛研究所からも研究者が参加した。意見交換後は、デンマーク王国大使館主催のレセプションにも参加し、NATO及び日本・防衛省・自衛隊におけるWPSについて有意義な意見交換を実施した。
インド国防大学研修団との意見交換
5月27日、防衛研究所は、インド国防大学研修団に対し我が国の防衛政策に関するブリーフィングを行うとともに、インド太平洋地域における安全保障環境について活発な意見交換を行いました。
米国国防大学国家戦略研究所(INSS)所長の来訪
5月24日、防衛研究所は、米国国防大学国家戦略研究所(INSS)所長 デニス・ナタリー博士の訪問を受けるとともに、両機関の今後の交流発展について意見交換を実施しました。
NATO国防大学校長会議への参加
5月7日~12日、石川所長、石渡1佐及び相澤研究員は、米国(ワシントンDC)で開催されたNATO国防大学校長会議に参加しました。会議では参加各国大学校等との関係強化を図るとともに、地域情勢及び安全保障上の諸課題を踏まえた要員教育のあり方についての知見を共有しました。
2024年4月
ISEASユサフイシャク研究所所長の来訪
4月16日、防衛研究所は、シンガポールに所在するシンクタンクであるISEASユサフイシャク研究所 チョ・シン・クォク所長の訪問を受けるとともに、東南アジア地域における安全保障環境等について意見交換を実施しました。
駐日ノルウェー大使の来訪
4月15日、石川所長は、駐日ノルウェー大使 クリスティン・イグルム閣下の訪問を受けました。
2024年3月
防衛研究所副所長離着任行事
防衛研究所では令和6年3月28日付の人事異動に伴い足立吉樹副所長の離任式及び、橋爪良友新副所長の着任式を執り行い、新体制が始まりました。
バルト諸国軍事会議への参加
3月21~22日、足立副所長は、リトアニア国防省及びリトアニア軍事アカデミーが主催した「バルト諸国軍事会議」において、「ロシア・ウクライナ戦争の教訓」を議題としたパネル討議に参加し、東アジアおよび日本からの視点を紹介した。
タイ王国国防大学研修団との意見交換
3月11日、防衛研究所は、タイ王国国防大学研修団に対し我が国の抑止戦略に関するブリーフィングを行うとともに、活発な意見交換を行いました。
APCSSにおける講義及び討議の実施
2月29日~3月9日、足立副所長は、米国(ホノルル)にあるアジア太平洋安全保障センター(APCSS)において、包括的安全保障協力課程(CSC)の学生に対し、「サイバー影響工作」及び「日本のサイバーセキュリティ」に関する講義をするとともに学生たちと討議をしました。
CSCでの教育に貢献するとともに、日米間の安全保障協力の強化に貢献しました。
WPS研究会の開催
国際女性デーの3月8日、防衛研究所は、駐日英国大使館 国防武官 コリン・ウィリアムズ海軍大佐をお招きし、「WPS研究会」を開催しました。『ジェンダー・パリティと運用能力』をテーマにお話いただき、「軍隊におけるダイバーシティ・インクルージョンの必要性」について有意義な意見交換を実施しました。
ブラジル国防軍に対する講義の実施
3月4日、足立副所長は、ブラジル国防大学が主催した「認知戦セミナー」において、「認知戦の進化」に関する講義をオンラインで実施をしました。
UAE国防大学研修団との意見交換
3月4日、防衛研究所は、UAE国防大学研修団と我が国の防衛戦略及び政策、安全保障上の課題等について意見交換を実施しました。
チェコ共和国外務大臣の来訪
3月1日、石川所長は、チェコ共和国外務大臣 ヤン・リパフスキー閣下の訪問を受けました。
「サイバー脅威インテリジェンスをめぐる内外動向と産官学連携」研究会の開催
2024年3月1日(金)、防衛研究所は「サイバー脅威インテリジェンス(CTI)をめぐる内外動向と産官学連携」をテーマとした研究会を開催しました。石川 朝久 東京海上ホールディングスIT企画部 Lead Cyber Security Architectならびに佐々木 勇人 一般社団法人JPCERTコーディネーション・センター 早期警戒グループ マネージャ/政策担当部長から御発表を頂いた後、瀬戸 崇志 政策研究部サイバー安全保障研究室研究員を司会 兼 討論者として、国内外におけるCTIの利活用の活発化がもたらす論点について、政策的・学術的見地から議論しました。研究会における石川・佐々木両講師および討論者の発表資料(※)は、以下のリンクからダウンロードできます。
石川 朝久 講師 |
佐々木 勇人 講師 |
※資料の内容は、各人の実務経験や学術研究に基づく個人の見解であり、両講師の所属組織、日本政府、防衛省および防衛研究所の見解を代表しません。
2024年2月
米空軍戦争大学学生との意見交換
2月28日、防衛研究所は、米空軍戦争大学学生と我が国周辺における安全保障環境、認知戦等について意見交換を実施しました。
駐日チェコ大使の来訪
2月19日、石川所長は、駐日チェコ大使 マルチン・クルチャル閣下の訪問を受けました。
米軍プログラム「キャップ・ストーン」との意見交換
2月16日、防衛研究所は、米軍プログラム「キャップ・ストーン」研修者と「我が国周辺における安全保障環境」について意見交換を実施しました。
英国大使館主催セミナー「Whole of Society Approach to National Cybersecurity」への参加
2月8日、足立副所長は、駐日英国大使館が、リンディ・キャメロン英国国家サイバーセキュリティ長官を招いて主催した「Whole of Society Approach to National Cybersecurity(社会全体としての国家のサイバーセキュリティに対する取組)」セミナーにパネリストとして参加しました。
足立副所長は、セッション「ロシア・ウクライナのサイバー紛争とインド太平洋地域への影響」において、我が国及び周辺地域におけるサイバー・レジリエンスの現状について発表しました。
東京外国語大学でのライブラリートークに参加
2月2日、石川所長は、東京外国語大学 林学長を表敬すると共に、吉﨑教授が主催する学生とのライブラリートークに参加し、日本の防衛・安全保障に関する講義を行いました。
2024年1月
令和5年度ASEANワークショップの開催
1月30~31日、フィリピン、ベトナム、インドネシア、シンガポール、オーストラリアの研究者を招へいし、ASEANワークショップを開催しました。「大国間競争時代の地域秩序構築」をテーマに研究者間で活発な議論を行いました。
欧州安全保障研究機関との研究交流(派遣)
1月22日~27日、飯田室長及び田中研究員が英国を訪問しました。王立防衛安全保障研究所(RUSI)、King’s College London、Council on Geostrategy等の研究機関で、欧州やインド太平洋の安全保障に関する意見交換を行い、相互理解及び人的ネットワークの深化を図りました。
英国国防学院長の来訪
1月25日、石川所長は、英国国防学院長 アンドリュー・ロウ陸軍少将の訪問を受けました。
駐日スロベニア大使の来訪
1月25日、石川所長は、駐日スロベニア大使 ユーリ・リフェル閣下の訪問を受けました。
ベトナム軍事科学学院長の来訪
1月22日、防衛研究所は、ベトナム軍事科学学院長 グエン・ドック・ロイ 陸軍少将との意見交換を実施しました。
小熊研究員が国際基督教大学にて「戦略的競争時代における日本の安全保障政策」について講義
1月11日、防衛研究所は、アウトリーチ事業の一環として小熊研究員が国際基督教大学(ICU)にて講義を行いました。本事業は、ICUの社会科学研究所にもご協力を賜りました。
日本国際フォーラムとの共催イベントのご案内
1月30日(木)、公益財団法人・日本国際フォーラムと公開シンポジウムを共催いたします。
ご関心のある方は、日本国際フォーラムのホームページより参加登録をお願いいたします。
ウクライナ国防大学学校長の来訪
1月9日~10日、防衛研究所は、ウクライナ国防大学学校長 ミハイロ・コヴァル 陸軍上級大将の来訪を受けるとともに、同校講師から現在のウクライナ情勢等に関する講義を実施していただきました。
防衛研究所 石川所長による年頭の辞
令和6年1月9日(火)、防衛研究所 石川所長による年頭の辞を行いました。冒頭に、能登半島地震及び羽田空港における航空機事故で被害に遭われた方々へのお見舞いを申し上げると共に、災害派遣に従事する隊員へのねぎらいの言葉を述べました。その後、新年の挨拶及び要望事項等について述べました。
国際基督教大学(ICU)社会科学研究所におけるイベントのご案内
1月11日(木)、小熊真也研究員による「戦略的競争時代における日本の安全保障政策」に関する講演を実施いたします。ご関心のある方は、
フライヤー掲載のICU窓口までお申し込みください(使用言語は英語です)。
※ 講演での発言内容と配布物における記述は、日本政府、防衛省および防衛研究所の見解を必ずしも代表するものではございません。
2023年12月
駐日韓国大使館公使の来訪
12月21日、石川所長は、駐日韓国大使館公使 孫婄根(ソン・ブグン)公使の訪問を受けました。
韓国・モンゴル出張(ソウル・忠清南道・ウランバートル)
12月11日~15日、石川防衛研究所長及び小池研究員は、韓国及びモンゴルの安全保障研究・教育機関等を訪問しました。
現地では、石川所長が日本の防衛政策について説明し、地域の戦略環境について意見交換を行うとともに、相互理解及び人的ネットワークの深化を図りました。
山添室長が青山学院大学にて「ロシアと安全保障」について講義
12月15日、防衛研究所は、アウトリーチ事業の一環として山添米欧ロシア研究室長が青山学院大学にて講義を行いました。
「ブラジル海軍の日」セレモニー参加(ブラジル大使館)
12月14日、足立副所長は、ブラジル大使館主催の「ブラジル海軍の日」セレモニーに参加しました。
セレモニーにおいて、足立副所長は、自衛隊とブラジル軍との交流の強化に貢献したとして、「海軍功労章」を受賞しました。
インド国防参謀長の来訪
12月13日、防衛研究所は、インド国防参謀長 アニル・チョーハン陸軍大将との意見交換を実施しました。
ベルギー王立国際関係研究所(EGMONT)教授の来訪
12月1日、防衛研究所は、ベルギー王立国際関係研究所(EGMONT) ベルナルド・シーマン教授と「認知戦」や中東情勢に関する意見交換を実施しました。
欧州ハイブリッドCOE戦略・防衛部副部長/サイバー部門長の来訪
12月1日、防衛研究所は、欧州ハイブリッドCOE戦略・防衛部副部長/サイバー部門長 ジョセフ・シュローフル大佐と「認知戦」に関する意見交換を実施しました。
2023年11月
国際サイバー・情報安全保障カンファレンス「CYDEF 2023」への参加
11月30日、足立副所長は、東京で開催された国際サイバー・情報安全保障カンファレンス「CYDEF 2023」Day2「認知的な優越におけるサイバーとハイブリッドの側面」セッションにパネリストとして参加しました。
本カンファレンスは、「国際秩序形成のためのアクティブサイバーディフェンスの在り方」をテーマとして開催されました。
インド太平洋島嶼部の安全保障研究機関との研究交流
11月28日~12月1日、永福主任研究官及び八塚主任研究官は、フィジーを訪問しました。
フィジー軍機関・大学等における情報収集、人的ネットワークの形成に加え、わが国の安全保障政策等に関するフィジー側の理解を促進することにより太平洋島嶼諸国との関係を強化し、「自由で開かれたインド太平洋」ビジョンの実現に資することができました。
NATO指揮・統制研究センター(C2COE)センター長の来訪
11月28日、防衛研究所は、NATO指揮・統制研究センター(C2COE)センター長 ミエッタ・フルーネフェルト 陸軍大佐と領域横断作戦における指揮統制について意見交換を実施しました。
令和5年度日独戦史研究交流
11月20日~24日、戦史研究センターの小橋主任研究官と伊藤研究員がドイツ・ポツダムのドイツ連邦軍軍事史・社会科学研究所(ZMSBw)を訪問し、令和5年度日独戦史研究
交流に参加しました。今年度は4年ぶりに対面での開催となり、「競争の時代における国際秩序の形成と維持:冷戦及び冷戦後の視点から」と題した研究交流ワークショップが開かれ、活発
な質疑応答と有意義な意見交換が行われました。
また、ZMSBw側の案内でドレスデンの軍事史博物館及びベルリンのドイツ外務省政治
史料館を訪問し、同国における戦史・軍事史について理解を深めたほか、歴史資料を閲覧する
機会にも恵まれ、同交流の更なる発展と、両国の相互理解に寄与する機会が得られました。
中東交流(カタール)
11月18日~11月23日、池上主任研究官、西野主任研究官及び𠮷田研究員はカタールを訪問しました。
ジャウアーン・ビン・ジャースィム防衛学院などの軍・政府機関や研究機関で地域の戦略環境について意見交換を行い、相互理解及び人的ネットワークの深化を図りました。
NATO SPS東京会合の実施
11月15日、防衛研究所は、ブリュッセル自由大学安全保障・外交・戦略研究所(CSDS)、豪戦略政策研究所(ASPI)、パリ政治学院国際研究センター(CERI)との共同研究の一環として「インド太平洋の将来」に関する東京会合を開催しました。この共同研究はNATO平和・安全保障プログラム(SPS)の1つとして実施されています。
会合では石川武所長、デイビット・ファン・ウィールNATO事務総長補や在日米軍副司令官のジョージ・ラウル4世准将がキーノートスピーチ、増田雅之室長が問題提起ブリーフィングを行いました。
慶應義塾大学総合政策学部との共催イベントの実施
11月14日、「ウクライナ戦争と中露関係の行方」をテーマに、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスでパネルディスカッションを実施しました。
加茂具樹教授、廣瀬陽子教授、飯田室長、山添室長からの報告の後、学生を交えて活発な議論が行われました。
駐日トルコ大使館付国防武官の来訪
11月2日、足立副所長は、駐日トルコ大使館付国防武官ハビブ・イゼット・ゾールオール海軍大佐(離任予定)及びサルドゥライ・テュルクカン海軍大佐(着任予定)の表敬を受けました。
2023年10月
カナダ国防省戦略防衛局に対するブリーフィング(オンライン)に係る情報発信
10月30日、足立副所長は、「認知戦に関する考察―日本の視点からの影響及び対応戦略」をテーマにカナダ国防省に対してオンラインで講和を実施しました。講話を受けたカナダ国防省の積極的、かつ、深い理解に基づいた質問の様子から、認知戦の重要性を再認識するとともに、本講義の意義深さを確認できました。
NATO欧州連合軍最高司令部(SHAPE)戦略・国際問題補佐官の来訪
10月25日、防衛研究所はNATO欧州連合軍最高司令部(SHAPE)戦略・国際問題補佐官 ステファン・コヴィントン氏との意見交換を実施しました。
ワシントン・カレッジ教授 アンドリュー・オロス博士の来訪
10月17日、防衛研究所はワシントン・カレッジ政治学・国際関係学教授 アンドリュー・オロス博士との意見交換を実施しました。
欧州安全保障研究機関との研究交流
10月4日、防衛研究所はロンドン大学キングスカレッジ防衛学部 アンドリュー・ドーマン教授を招へいし、研究会を開催しました。
研究会においては、欧州防衛と英国の安全保障政策、英国と欧州のインド太平洋政策、日欧安全保障協力等について活発な意見交換が行われました。
Hybrid CoE主催サイバーパワーシンポジウムへの参加に係る情報発信
10月2日、足立副所長及び六反主任研究官は、フィンランド(ヘルシンキ)でHybrid CoEが主催した、サイバーパワーシンポジウムに参加しました。本シンポジウムでは「認知戦・認知優位に関するサイバー・ハイブリッド領域での様相」に関し有意義な意見交換等ができました。
2023年9月
在北京スイス大使館付国防武官の来訪
9月27日、足立副所長は日本を兼轄する在北京スイス大使館付国防武官クリストフ=ペーター・ブショール陸軍大佐の表敬を受けました。
バングラデシュ国防大学研修団の来訪
9月25日、防衛研究所はバングラデシュ国防大学(NDC)研修団との意見交換を実施しました。NDCは、バングラデシュ国内外から選抜された上級将校や政府関係者に対し、国内外の安全保障関連分野に関する教育を行うとともに、バングラデシュ軍の中級将校に対し、戦争に関する各種教育を行っています。
意見交換には、足立副所長、伊豆山理論研究部長、庄司地域研究部長及び永福主任研究官が出席し、南シナ海における海洋安全保障上の課題等について討議しました。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)主催会議への参加
9月13日~16日、石川所長及び塚本室長は、オーストラリア(キャンベラ)で開催されたASPI主催の会議に参加しました。本会議では、豪州及びインド太平洋諸国との連携について考えを共有するとともに、安全保障上の諸問題について意見交換を実施しました。また、防衛研究所と豪州の国防研究・教育機関との連携強化についても議論しました。
ホンルン防衛フォーラムへの参加(韓国)
9月12日~16日、飯田室長、山口主任研究官、浅見研究員、本山研究員は、韓国(ソウル)で実施されたホンルンフォーラムに参加しました。
本フォーラムでは、インド太平洋地域の安全保障の現在から将来にわたる課題について議論を行いました。
海上保安大学校長の来訪
9月13日、石川所長は江口満海上保安大学校長の表敬を受け、海上保安大学校海上保安国際研究センターとの協力・連携、研究者間の交流の深化について意見を交換しました。江口大学校長は、防衛研究所第52期一般課程の卒業生です。
駐日モンゴル大使館付国防武官の来訪
9月6日、足立副所長は駐日モンゴル大使館付国防武官トゥムルホヤグ・サンジュミャタフ陸軍大佐の表敬を受けました。
2023年8月
英国戦略コマンド司令官の来訪
8月31日、石川所長は英国戦略コマンド司令官 ジム・ホッケンハル陸軍大将の訪問を受けました。英国戦略コマンドは、英国軍の統合能力の発展と管理を担う組織であり、2019年に統合軍から改編されました。
石川所長との懇談では、防衛研究所と英国内における安全保障研究機関等との学術・研究交流を一層促進することの重要性を再確認しました。
「サイバー防衛協力(CDC)ワークショップ」のカナダ準備会合・リハーサル等への参加
8月20日~26日、足立副所長は、カナダ(オタワ)で開催された「CDCワークショップ」のカナダ準備会合・リハーサルに参加しました。CDCワークショップは、9月に東京で実施される日・米・加合同のサイバー防衛に関する演習のことです。リハーサルでは主に演習の流れと司会進行役としての技法について確認しました。また、CDCワークショップでの司会進行を円滑にするため、カナダ軍のサイバー部隊・施設等を研修しました。
木村防衛大臣政務官 防衛研究所を視察
令和5年8月31日(木)、木村防衛大臣政務官 が防衛研究所を視察されました。視察では、防衛研究所の概況説明・ウクライナ情勢関連の防研ブリーフィング及び庁舎内の研究室や史料庫の状況をご確認いただくとともに、現状をご理解いただきました。
駐日インド大使館付国防武官の来訪
8月17日、足立副所長は駐日インド大使館付国防武官マジーシュ・マシュー海軍大佐の表敬を受けました。
駐日オーストラリア大使館付国防武官の来訪
8月17日、石川所長は駐日オーストラリア大使館付国防武官ジョシュア・ウィルキンソン海軍大佐の表敬を受けました。
豪州との防衛研究交流
8月8日、防衛研究所はオーストラリア戦略政策研究所(Australian Strategic Policy Institute(ASPI))から戦略・政策部副部長 アレックス・ブリストウ博士及び同アナリスト ルーシー・アルビストン氏を招へいし、研究会を開催しました。
研究会においては、日豪安全保障協力等について活発な意見交換が行われました。
駐日ドイツ大使館付国防武官の来訪
8月7日、石川所長は駐日ドイツ大使館付国防武官カルステン・キーゼヴェッター陸軍大佐(離任)及びラルフ・ペルジケ空軍大佐(着任予定)の表敬を受けました。
ARF国防大学校長等会議(ARF HDUCIM)への参加
7月30日~8月4日、足立副所長、池上主任研究官及び浅見研究員は、マレーシア(クアラルンプール)で開催されたARF国防大学校長等会議(ARF HDUCIM)に参加しました。同会議は、ARF加盟国及びパートナー国の国防大学及び国防研究機関等との間で意見交換を行うことにより、国防研究機関が果たす役割の認識向上を目的としています。会議では、地域情勢及び安全保障上の諸課題を踏まえた持続的平和と安全に向けた防衛教育外交ついての知見を共有しました。
2023年7月
駐日イスラエル大使館付国防武官の来訪
7月28日、足立副所長は駐日イスラエル大使館付国防武官アロン・ヨシュア氏(離任)及びオメール・バヴリ氏(着任予定)の表敬を受けました。
駐日ポーランド大使館付国防武官の来訪
7月27日、足立副所長は駐日ポーランド大使館付国防武官ヴォイチェフ・カリシュチャック陸軍大佐(離任)及びマチェイ・レムコフスキ空軍大佐(着任予定)の表敬を受けました。
駐日フィンランド大使館付国防武官の来訪
7月26日、石川所長は駐日フィンランド大使館付国防武官キンモ・タルヴァイネン陸軍大佐(離任)及びヤン・エンストロム海軍大佐(着任予定)の表敬を受けました。
駐日リトアニア大使館付防衛アドバイザーの来訪
7月18日、足立副所長は駐日リトアニア大使館付防衛アドバイザーのマルギリス・アブキャヴィチュス氏の表敬を受けました。懇談では国際安全保障に関する相互の認識及び研究交流に関して意見交換を実施しました。
駐日オーストラリア大使館付国防武官の来訪
7月13日、足立副所長は駐日オーストラリア大使館付国防武官ソニア・ハロラン空軍大佐の離任表敬を受けました。ハロラン大佐は、防衛研究所第61期一般課程の卒業生です。
防衛研究所所長 離着任行事
令和5年7月14日(金)、川崎方啓前所長のご退官により、職員に見送られ防衛研究所を後にしました。同日付で石川武新所長が着任し、新体制が始まりました。
サウジアラビア軍指揮幕僚大学研修団の来訪
7月4日、防衛研究所はサウジアラビア軍指揮幕僚大学(CSC)研修団との意見交換を実施しました。CSCは、サウジアラビア軍の選抜された将校に対し、指揮官・参謀として必要な資格等を付与するとともに、軍事に関する専門的な研究を行っています。
意見交換には、足立副所長、西野主任研究官及び𠮷田研究員が出席し、東アジアにおける海洋安全保障上の課題について討議しました。
駐日中国大使館付陸軍武官及び副武官の来訪
7月5日、足立副所長は駐日中国大使館付陸軍武官 可 輝 陸軍上級大佐、同副武官 姜 帆 陸軍上級大佐及び同副武官 李要偉 陸軍上級大佐の表敬を受けました。懇談では、防衛研究所との学術交流などについて意見交換が行われました。