戦争史研究国際フォーラム
戦争史研究国際フォーラムは、戦争史に関して二国間もしくは多国間で比較研究することで、とかく一方的になりがちであった戦争史を多角的な視点から再検討すると同時に、当該国との相互理解を深め、信頼醸成に寄与することを目的としています。防衛研究所創立50周年を記念して平成14年度から開催しています。
第24回:「歴史としてのポスト冷戦期」
令和8年度(2026年度)のテーマは「歴史としてのポスト冷戦期」です。
米ソ冷戦が20世紀後半における国際秩序のあり方を規定したように、冷戦の終わり方もポスト冷戦期の国際的な枠組みを根本的に規定しました。今日の国際秩序は、冷戦終焉の過程で形作られた基盤的な要素と、ポスト冷戦期に新たに生じた事象が組み合わさって重層的に形成されたものであると捉えることができます。そうした歴史的な視座は、ウクライナ戦争をはじめとする今日の安全保障問題について考察する上でも有効と思われます。
本フォーラムでは、冷戦の終わり方とポスト冷戦期における国際政治の展開を、軍事と外交の両面から歴史的に考察し、今日的な示唆を得ることを目指します。
今年度も、国内外の専門家を招き、オンラインのウェビナー形式で開催いたします。皆さまの奮ってのご参加をお待ちしております。
| 日時 | 令和8年9月30日(水)09:30 ~ 16:50 ※オンライン(ウェビナー形式、日英同時通訳付、事前登録制) |
|---|---|
| 参加費 | 無料 |
| 申込み方法 | 後日掲載(7月下旬予定) |
プログラム(暫定)
開会挨拶(0930~0940)
基調講演(0940~1030)
「ポスト冷戦期の大西洋同盟――関係の再構築」
○ユッシ・ハンヒマキ(ジュネーヴ国際開発研究大学院大学教授)
第1セッション「冷戦の終わり方」(1040~1200)
○板橋拓己(東京大学教授) 「冷戦の終焉とドイツ外交」
○青野利彦(法政大学教授) 「東アジア冷戦の終わり方」
○討論:伊藤頌文(国際紛争史研究室主任研究官)
特別講演(1310~1400)
「ポスト冷戦期のアメリカの中東政策――比較の視点から」
○ピーター・ハーン(オハイオ州立大学名誉教授)
第2セッション「ポスト冷戦期の安全保障環境」(1410~1530)
○岩間陽子(政策研究大学院大学教授) 「ポスト冷戦期と新自由主義的改革」
○細谷雄一(慶應義塾大学教授) 「危機の三十年――冷戦終結後の国際政治史」
○討論:花田智之(国際紛争史研究室長)
総合討議(1545~1645)
閉会挨拶(1645~1650)