過去の動向 - 2023年4月~6月
2023年6月
駐日米国大使館付国防武官の来訪
6月28日、足立副所長は駐日米国大使館付国防武官フレッド・ウィントン・スミス・ジュニア海軍大佐(離任)及びダニエル・E・フィリオン海軍大佐(着任予定)の表敬を受けました。フィリオン大佐は、防衛研究所第69期一般課程の卒業生です。
駐日ヨルダン大使館付国防武官の来訪
6月26日、川崎所長は駐日ヨルダン大使館付国防武官アタラ・サレム・アルシュレイデ陸軍准将の表敬を受けました。懇談では、防衛研究所とヨルダン国防大学との交流の可能性等について意見を交換しました。
米海軍大学院訪問団の来訪
6月15日、防衛研究所は米海軍大学院(NPS)訪問団の来訪を受けました。訪問団の一員ジェイソン・ペリー海兵隊大佐は、防衛研究所第62期一般課程の卒業生です。
意見交換では、足立副所長、菊地政策研究部長、杉浦主任研究官、栗田主任研究官及び相田所員が出席し、両機関の将来的な研究交流の可能性等について意見を交換しました。
日韓教官交流(忠清南道論山市)
6月13日~16日、伊豆山理論研究部長及び小池研究員は、韓国の忠清南道論山市にある韓国国防大学校(KNDU)を訪問しました。KNDUは、国家安全保障や国防政策、統合運用に関して教育を行う韓国国防省の機関です。
現地では、KNDUの学生に対して日本の防衛政策に関して講義を行うとともに、日米韓協力等に関して教官及び学生らと意見交換を実施しました。キム・ホンソク国防大学総長への表敬では、防研とKNDUとの交流の意義を改めて確認しました。
駐日ポーランド大使及びポーランド東方研究所所長の来訪
6月14日、防衛研究所は駐日ポーランド大使パヴェウ・ミレフスキ閣下及びポーランド東方研究所(OSW)所長ヴォイチェフ・コノンチュク氏の訪問を受けました。OSWはポーランドのシンクタンクであり、ロシア、東欧諸国、中国等のポーランド東方の地域を主体とした各種分析を行っています。川崎所長との懇談では、安全保障に関する国際情勢のうち、両機関の関心事項について意見を交換しました。
インド国防大学研修団の来訪
6月6日、防衛研究所はインド国防大学(NDC)研修団(団長:ラジェッシュ・アルン・モグヘ陸軍少将)との意見交換を実施しました。NDCは、インド軍の准将級将校、政府職員及び留学生に対して安全保障に関する高度な教育を実施しています。
意見交換には、足立副所長、伊豆山理論研究部長、栗田主任研究官、八塚主任研究官及び𠮷田研究員が出席し、日印両国周辺における安全保障上の課題等について積極的な意見交換を行いました。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)所長の来訪
6月7日、川崎所長はオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)所長ジャスティン・バッシ氏の表敬を受けました。ASPIはオーストラリアのシンクタンクであり、同国政府に対し、国防と戦略に関する情報提供・政策提言等を行っています。川崎所長との懇談では、両機関の交流を中長期的に継続していくことが重要であるとの認識を共有しました。
2023年5月
ベトナム国防学院学院長の来訪
5月26日、川崎所長はベトナム国防学院(NDAV)の学院長チャン・ヴィエット・コア陸軍上将の表敬を受けました。NDAVはベトナム最高レベルの国防教育機関であり、ベトナム人民軍上級将校等に対する軍事及び安全保障に関する高度な教育等を実施しています。川崎所長との懇談では、本年9月に日越外交関係樹立50周年を迎えることを念頭に、両機関の交流を継続することの重要性を確認しました。
米空軍中国航空宇宙研究所(CASI)との研究交流
5月18日(木)、防衛研究所の副所長足立陸将補は、米空軍中国航空宇宙研究所(China Aerospace Studies Institute:CASI)のブレンダン・マルバニー所長からの表敬を受けました。直後に開催された中国研究会では、CASIのデレク・ソレン上級研究員による「中国のハイブリッド戦」と題する講話が行われ、防衛研究所の研究者及び多くの職員が参加する中、様々な意見交換が行われました。
NATO国防大学国防関係学校長会議(NATO CoC)への参加
5月8日(月)~13日(土)、川崎所長、大森室長及び瀬戸研究員は、エストニア(タリン)で開催されたNATO国防大学国防関係学校長会議(NATO CoC)に参加しました。同会議は、NATO加盟国の国防学校長等が持ち回りで主催する年次会合であり、NATO加盟国やパートナー国の国防大学校等が一堂に会する場です。会議では参加各国学校等との関係強化を図るとともに、欧州を始めとした地域情勢及び安全保障上の諸課題を踏まえた国防教育の将来像についての知見を共有しました。
防研研究者の国会参考人出席
5月19日、参議院・政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会において、山添博史米欧ロシア研究室長が、北方領土問題にかかるロシアの姿勢について、参考人として意見を述べ、その後、8名の委員と質疑を行いました(動画は こちら)。
質疑の中で言及されたロシアの大国意識やウクライナ戦争をめぐる論点については、『 NIDSパースペクティブ1 大国間競争の新常態』でも詳しく論じられています。
パキスタン国防大学研修団との意見交換
5月8日、防衛研究所はパキスタン国防大学(NDU)研修団(団長:パキスタン国防大学学校長 ラハト・ナシーム・アフメド・カーン陸軍中将)との意見交換を実施しました。NDUは、パキスタン政府関係者、上級将校、外国将校等に対する教育を実施するとともに、国家安全保障等に関する研究を行っています。
意見交換には、足立副所長、伊豆山理論研究部長、栗田主任研究官及び𠮷田研究員が出席し、「自由で開かれたインド・太平洋」について積極的な意見交換を行いました。
2023年4月
駐日インド大使の来訪
令和5年4月26日、川崎所長は駐日インド大使シビ・ジョージ閣下の訪問を受けました。川崎所長との懇談では、日本とインドの研究交流を含む安全保障協力の重要性について認識を共有しました。
フランス軍事学校戦略研究所所長の来訪
4月20日、川崎所長はフランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)の所長マルジョリー・ヴァンベリンゲム博士の表敬を受けました。IRSEMは、フランス国防省の研究所であり、安全保障に係る幅広い分野の調査・研究を実施しています。川崎所長との懇談では、両機関の研究員相互派遣等の研究交流の重要性に関する認識を共有しました。
イスラエル国防大学学校長の来訪
4月17日(月)、川崎所長はイスラエル国防大学(INDC)の学校長イタイ・ヴェルブ陸軍少将の表敬を受けました。INDCは、イスラエル国防軍の上級将校や安全保障に係る政府関係者等に対する軍事及び安全保障に関する高度な教育等を実施しています。川崎所長との懇談では、両機関の教育・研究における協力の可能性について意見交換を行いました。