『「新たなる戦争」の諸相――ウクライナ戦争の教訓と米中対峙の行方――』

『新たなる戦争の諸相』表紙
著者:菊地 茂雄・杉浦 康之(編著)
発行年:2025年3月
版 型:A5判/上製

ウクライナ戦争は米中対峙、特にその中心的な課題である台湾問題にいかなる影響を与えたか。「新たなる戦争」という分析視角に基づき、米中台の軍事ドクトリンや国防政策の今後の展望に関して、実証と理論の両面から迫る。『「新たなる戦争」の諸相――ウクライナ戦争の教訓と米中対峙の行方――』はインターブックス別ウィンドウから出版・市販されています。

  • 目次
  • はしがき
  • 序 章 菊地 茂雄、杉浦 康之 
  • 第1章  中国人民解放軍に対するウクライナ戦争の教訓
          ――台湾有事への影響を中心に――
         杉浦 康之
  • 第2章  中国が想定する将来の航空戦
          ――人民解放軍はウクライナ戦争から何を学んでいるのか――
         相田 守輝
  • 第3章  台湾の軍事戦略と防衛作戦準備
          ――中国の侵攻に備えたレジリエンスの強化――
         五十嵐 隆幸
  • 第4章  現代戦と核の影
          ――ウクライナ戦争と台湾有事における核の盾に関する比較考察――
         前田 祐司
  • 第5章  米国のウクライナ間接介入モデル
          ――台湾情勢への軍事的影響と適用可能性――
         切通 亮
  • コラム:バイデン vs トランプ
    ――ウクライナ関与政策の比較――
  • 第6章  対中拒否戦略と米軍作戦コンセプトの西太平洋における展開
         菊地 茂雄
  • コラム:ラピッドラプターから「機敏な戦闘運用」(ACE)へ
    ――米空軍の分散型作戦構想の展開――
  • 終 章 杉浦 康之
  • 索引
  • 編著者・執筆者紹介
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著者(肩書は刊行時点)

編著者

菊地 茂雄  政策研究部長
杉浦 康之  地域研究部 中国研究室 主任研究官

著者

相田 守輝  地域研究部 米欧ロシア研究室 所員
五十嵐 隆幸 地域研究部 中国研究室 専門研究員
前田 祐司  政策研究部 防衛政策研究室 研究員
切通 亮   地域研究部 米欧ロシア研究室 研究員