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研究者紹介
八塚正晃
経歴
2008年
慶應義塾大学総合政策学部卒業
2011年
慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了
2009年-2010年
北京大学国際関係学院 留学
2011年-2013年
日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2013年-2015年
在香港日本国総領事館 専門調査員(政務)
2015年-2016年
外務省国際情報統括官組織専門分析員
2016年
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程 単位取得退学
2016年-2021年
防衛省防衛研究所 地域研究部 研究員
2018年-2019年
防衛省防衛政策局国際政策課国際安全保障政策室 部員
2020年-2022年
法政大学法学部兼任講師
2022年-2023年
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)客員研究員
2021年-現在
防衛省防衛研究所 地域研究部 主任研究官
業績その他
1.論文
「中東の秩序再編に参画する「大国」中国の意図と実践」
『東亜』2023年11月号、2-9頁。
(福島康仁氏との共著)「シスルナ安全保障――シスルナ空間における米中の活動と今後の論点」
『安全保障戦略研究』第3巻第2号、2023年3月、1-22頁。
「中国における革命外交と近代化の相克――1970年代の大概援助をめぐる政治過程」
『中国研究月報』第96号、2022年9月、1-14頁。(第19回太田勝洪記念中国学術研究賞受賞)
“China’s Efforts to Seize Control of Discourse Power in Cyberspace,”
Asia-Pacific Review, Vol.29, No. 1, pp.13-31.
「人民解放軍の智能化戦争-中国の軍事戦略をめぐる議論」
『安全保障戦略研究』第1巻第2号(2020年10月)、15-34頁。
「中東地域への中国の軍事的関与」
『中東研究』(2019年度、Vol.III)、20-33頁。
「軍事戦略からみる中国の宇宙開発利用」
『東亜』(2019年7月号)、20-28頁。
「中国のサイバー安全保障政策と日本への影響」
『東亜』(2018年1月号)、84-92頁。
「中国の中東政策―『一帯一路』構想における関与の様態」
『中東研究』(2017年度、Vol.III)、67-82頁。
「文革後期の中国における対外開放政策の胎動」
『アジア研究』(第60号1巻、2014年)、37-55頁
「中国共産党の『歴史決議』をめぐる政治過程(1979-1981)」
『法学政治学論究』(第93号、2012年夏季号)、167-198頁。
2.書籍
(共著)加茂具樹(編著)『中国は「力」をどう使うのか』
(一藝社、2023年)
(共著)川島真・小嶋華津子(編著)『習近平の中国』
(東京大学出版会、2022年)
(共著)国際経済連携推進センター(編)『コロナ禍で変わる地政学―グレート・リセットを迫られる日本』
(産経新聞出版、2022年)
(共著)川島真・小嶋華津子編著『よくわかる現代中国政治』
(ミネルヴァ書房、2020年)
3.論説など
「核心技術の覇権を目指す習近平政権の科学技術政策」
『CISTEC ジャーナル』2024年7月号、No.212、11-22頁。
「混迷する中東で存在感を示す中国、その裏で米や西側諸国に打ち込むくさびとは」
実業之日本フォーラム、2024年7月1日。
“New Chinese reform addresses overlaps, reflects challenge of military control,”
Strategist, 22 April, 2024.
「中国はウクライナ戦争から何を学んでいるか——ハイブリッド戦争という側面に着目して」
『NIDSレポート』第300号、2024年2月20日。
(共著研究レポート)『ウクライナから東アジアへー新領域における戦いとその教訓』
慶應大学戦略構想センター、2024年2月6日。
“New appointments in China’s PLA highlight the direction of Xi’s military reform,”
Strategist, 23 Jan, 2024.
“Some concerns with China’s military AI advancements,”
Think China, 28 Dec, 2023.
(鼎談)「元駐在官がロシアによるウクライナ侵略を語る「防衛研究所特別鼎談」」
『MAMOR』2023年11月号。
「豪中「冷めた関係改善」の内実」
『外交』Vol. 81, Sep./Oct. 2023, 60-65頁。
「中国の国際秩序認識と中東の位置づけ」
『中東協力センターニュース』(2023年9月号)1-9頁。
「サウジアラビア・イラン国交回復における中国の仲介的役割について」
『NIDSコメンタリー』第269号8月1日。
“Asserting Japan's interests in the Middle East”
Think China, 1 Aug, 2023.
「強化される「緩い相互支持」――中東地域における中国の大国外交の射程と限界――」
『移行期にある国際秩序と中東・アフリカ』(国際問題研究所、2023年)
(Tilla Hoja氏・Albert Zhang氏との共著) “China’s militarisation of meteorological balloons,”
Strategist, 20 Feb, 2023
“China’s military-civil fusion promotes militarisation of meteorological balloons”
Think China, 14 Feb 2023
“How China’s maritime militia takes advantage of the grey zone”
Strategist, 16 Jan 2023
「習近平のサウジアラビア訪問に見る中国・中東関係の現段階」
『国際問題研究所 研究レポート』2022年12月23日
(山口信治氏・門間理良氏との共著)『認知領域とグレーゾーン事態の掌握を目指す中国―中国安全保障レポート2023』
防衛研究所、2022年
(Thomas Wilkins氏との共著) “Cementing Australia–Japan ties: Japan’s National Institute for Defense Studies marks 70 years”
Strategist, 14 Nov 2022
“CCP constitutional change strengthens Xi’s power but avoids total personality cult”
Strategist, 4 Nov 2022
"Xi’s CCP congress speech indicates a major push towards military intelligentisation"
Strategist, 21 Oct, 2022
"China faces major challenges in achieving goal of global technological pre-eminence"
Strategist, 13 Oct, 2022
「科学技術大国 中国が抱える深刻なジレンマ」
『日経ビジネス』2022年10月11日
"“Will China become an ‘empire by invitation’ in the Middle East?” Think"
China, 7 Sep 2022
「中国とロシアのサイバー協力とウクライナ危機」
『サイバー・グリッド・ジャーナル Vol.14』(2022年8月)
"“The complex impact of China’s military-civil fusion in space”"
Think China, 4 June 2022
(書評)中兼和津次(編著)『毛沢東時代の経済―改革開放の源流をさぐる』(名古屋大学出版会、2021年)
『中国研究月報』2022年6月号
「『中国の特色ある大国外交』と中東」
『米中関係を超えて:自由で開かれた地域秩序構築の『基軸国家日本』のインド太平洋戦略 「中東・アフリカ」研究報告』2022年3月、103-111頁
"PLA's Intellingentized Warfare: The Politics on China's Military Strategy"
Security & Strategy, Volume 2 January 2022, pp.17-36
「中国の台頭。宇宙強国の歩みを論ず。」
『TARON』第1号、2022年2月、26‐43頁
「分断する中国イメージと強まる中国の対外宣伝」
国際経済連携推進センター「コロナショック下の世界と日本:グレート・リセットの時代」(11)、2021年7月5日
「中国は中東で大国外交を実践できるか」
国際問題研究所研究レポート、2021年6月16日
「イノベーション型の人民軍隊を目指す中国の政策と課題」
NIDSコメンタリー第166号、2021年5月20日
「「北斗」利用で脅威増す海上民兵」
『Wedge』(2021年6月号)、25頁
"Examining the importance of the Middle East in Chinese Foreign Policy"
The Changing Security Environment in the Middle East: China's Expansion, Security-development Nexus, and the Possibility of US-Japan Cooperation (JIME Center, April 2021), pp.6-15
「サイバー空間で『話語権』の掌握を狙う中国」
『サイバー・グリッド・ジャーナル Vol.11』(2021年3月)、14-17頁
「中国の『智能化戦争』への野望」
『Wedge』(2021年2月号)、64-66頁
"Can the PLA succeed in its smart warfare transformation?"
Think China, 17 December 2020
(執筆責任者)「中国のサイバー戦略」「中国の軍民融合発展戦略」
『中国安全保障レポート2021-新時代における中国の軍事戦略』(2020年11月)
"Challenges for Trilateral Security Cooperation and the Way Ahead"
JFIR research project, "Trilateral Cooperation during & after COVID-19 Pandemic," September 4, 2020
(書評)"M. Taylor Fravel, Active Defense: China's Military Strategy since 1949"
『アジア研究』(第65巻4号、2019年10月)、46-50頁
「中国の国防白書2019と智能化戦争」
NIDSコメンタリー第105号、2019年9月2日
「サイバーセキュリティと中国の情報化戦争」
『サイバー・グリッド・ジャーナル Vol.7』(2019年3月)
「中国の太平洋島嶼国への進出と『一帯一路』構想」
NIDSコメンタリー第73号、2018年5月25日
「サイバーをめぐる米中関係」
『中国安全保障レポート2018年』防衛研究所編、60-61頁
「『改革強軍』『科技興軍』の動向に注意」
『朝雲新聞』(2018年2月1日)
"China's Basic Awareness of Cybersecurity"
NIDS Commentary, No. 60, May 24
「サイバー安全保障に対する中国の基本的認識」
NIDSコメンタリー第60号、2017年5月24日
「文革后期中国对外开放政策的胎动」
『日本当代中国研究2016』(日本人間文化研究機構当代中国地区研究)15-31頁
「南シナ海問題」
『週刊エコノミスト』(毎日新聞出版2016年9月13日)
「中国の海洋進出と海上民兵組織」
NIDSコメンタリー第53号、2016年7月15日
(書評論文)「リンダ・ヤーコブソン/ディーン・ノックス 岡部達味(監修)/辻康吾(訳)『中国の新しい対外政策 誰がどのように決定しているのか』」
『中国研究論叢』(第11号、2011年)、147-152頁
4.学会発表など
「権力移行と国家建設:華国鋒政権期の発展戦略の再検討」
(現代中国学会2019年度全国学術大会)2019年10月20日
"China's Asymmetrical Warfare: The Case of Maritime Militia."
2019 Taipei Defense and Security Forum: Taiwan, China, the U.S., and Asymmetrical Security Thinking, October 3-4, 2019
"文革后期的对外开放的酝酿"
第六届中国当代史研究工作坊,2017年12月2-3日
"文革後期的對外開放路線輿國際因素"
The Ninth Graduate Seminar on China, January 9-12, 2013, Hong Kong
「文革後期の中国における「対外開放」をめぐる政治過程」
アジア政経学会2012年度全国大会
"Internationalization and China's Open Policy: Reappraising a Myth"
41st Southwest Conference On Asian Studies, Southern Methodist University, Dallas, October 5 - October 6, 2012