安全保障国際シンポジウム

防衛研究所では、諸外国の著名な有識者を招いて、公開の場で意見発表及び意見交換を行い、安全保障対話の一助にするとともに、一般の方々の安全保障問題に関する認識の深化に寄与するための国際シンポジウムを開催しています。
令和6年度(第25回)「安全保障目的の宇宙利用―環境の変化と主要国の政策―」
65年以上にわたり宇宙は防衛やインテリジェンスといった国家安全保障のために利用されてきました。その一方で、宇宙利用妨害能力の世界的広がりや商業宇宙システムの飛躍的な能力向上などを受けて、安全保障目的の宇宙利用を取り巻く環境が大きく変化しています。
こうした背景を踏まえ、本シンポジウムの第1セッションでは、安全保障目的の宇宙利用を取り巻く環境の変化について分析・議論します。第2セッションではこうした環境の変化を踏まえた主要国の政策について分析・議論します。第3セッションでは総合討議を行います。
日時: | 令和6年12月11日(水) 09:30~16:40 ※オンラインのウェビナー形式(日英同時通訳付) |
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聴講料: | 無料 |
申込み方法: | 参加申し込みは終了しました セミナー動画はこちら |
お問い合わせ先: | 安全保障国際シンポジウム運営事務局(nids.office@studio-zenith.jp) |
プログラム
開会挨拶(09:30~09:35)
基調講演(09:35~10:05)
スコット・ペース(米ジョージワシントン大学宇宙政策研究所長、米国家宇宙会議前事務局長) |
第1セッション:「安全保障目的の宇宙利用を取り巻く環境の変化」(10:20~11:50)
司会 | 福島 康仁(防衛研究所政策研究部グローバル安全保障研究室主任研究官) |
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発表 |
ブライアン・クラーク(米ハドソン研究所防衛構想技術センター長) ジョン・クライン(米ファルコンリサーチ・シニアフェロー) ケビン・ポールピーター(米空軍大学中国航空宇宙研究所研究部長) |
討論 | 青木 節子(慶應義塾大学大学院法務研究科教授) |
第2セッション:「安全保障目的の宇宙利用に関する主要国の政策」(13:30~15:20)
司会 | 飯田 将史(防衛研究所理論研究部長) |
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発表 |
ブレディン・ボウエン(英ダラム大学准教授) 福島 康仁(防衛研究所政策研究部グローバル安全保障研究室主任研究官) ジャビエール・パスコ(仏戦略研究財団所長) ラジェスワリ・ピライ・ラジャゴパラン(豪戦略政策研究所シニアフェロー) |
討論 | 鈴木 一人(東京大学公共政策大学院教授、地経学研究所長) |
第3セッション:「総合討議」(15:35~16:35)
司会 | 福島 康仁(防衛研究所政策研究部グローバル安全保障研究室主任研究官) |
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討論 | 第1セッション及び第2セッションの登壇者 |
閉会挨拶(16:35~16:40)
※参加予定者を含め、シンポジウムの内容は変更されることがあります。