政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン」

シェアする

現在の安全保障環境においては、国家間の相互依存関係の拡大・深化と、パワーバランスの変化の加速化・複雑化により、既存の秩序をめぐる不確実性が増大し、国家間の競争が先鋭化しています。こうした状況への柔軟で的確な対処に資する手段として、「政策シミュレーション」が世界的に注目され、米英両国で始まった「コネクションズ」を冠する国際会議が、今日では欧米をはじめいくつかの先進諸国で開催されています。

防衛研究所は、平成27年以来、政策シミュレーションを政策立案支援や教育の場で活用すべく自主研究及び先進諸国における研修を通じて政策シミュレーション手法の習得に努めており、その一環として令和4年より、政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン」を開催してきました。これらの成果も踏まえつつ、4回目である本年度の「コネクションズ・ジャパン2025/26」では「政策シミュレーションの革新と効率化の可能性」をテーマに発表・議論を予定しています。

日時	令和8年1月28日(水) 9:20～14:30 ※Teamsを使用したウェビナー/オンライン形式（日英同時通訳付）
聴講料	無料
申込み方法	聴講申込みはこちら（令和7年12月９日（火）以降、受付を開始します。）
お問い合わせ先	コネクションズ・ジャパン運営事務局（seisaku2025@piic-inc.com)

プログラム

9:20～9:25

開会挨拶

セッション1 9:30～10:40

議題「政策シミュレーションへの生成AIの活用」

セッション2 10:50～12:00

議題「欧州における取組」（ドイツ・スウェーデンにおけるシミュレーションの取組）

セッション3 13:20～14:30

議題「目的に応じた政策シミュレーションの最適化に向けた試み」

パネリスト等

マイケル・バグウェル（英国国防省科学・技術研究所(DSTL)国防ウォーゲーミングセンター上級主席分析官）
オリバー・バートン（英DSTLシステム・分析・社会科学グループ上級主席分析官）
ニコラス・アマト（米国国防大学国防ウォーゲーミングセンター（NDWC）ウォーゲーミング室長）
ヒョン・リー（米NDWC上級政策分析官）
セルマ・ゴメス・オーア（ドワイト・アイゼンハワー・スクール(国家安全保障・資源戦略)NDWC代表）
カール・ソレンソン(スウェーデン国防研究機関(ＦＯＩ)戦略・政策部門副部長、研究部門長）
ジョセフ・ヴェルボツキー（ドイツウォーゲーミングセンター共同センター長）
ティム・ホブス（豪Capital Shield最高経営責任者）
武内　開作（株式会社Groots代表取締役社長）

※プログラム、各発表等のタイトルは予告なく変更になる場合があります