防衛研究所概要
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02 防衛研究所F1棟エントランス防衛研究所F1棟正面 防衛研究所は、防衛省のシンクタンクであるとともに、我が国唯一の国立の安全保障に関する学術研究機関です。安全保障や戦史に関する調査研究を行うほか、戦史史料の管理・公開を担っています。また、諸外国の国防大学に相当する教育機関として、防衛省・自衛隊の幹部及び他省庁の職員等への教育を行っています。 2022(令和4)年12月に国家安全保障会議及び閣議で決定された国家防衛戦略において、「防衛研究所を中心とする防衛省・自衛隊の研究体制を見直し・強化し、知的基盤としての機能を強化する」こと、また、防衛力整備計画において、「防衛研究所を中心とする防衛省・自衛隊の研究・教育機能を一層強化するため、国内外の研究・教育機関や大学、シンクタンク等とのネットワーク及び組織的な連携を拡充する」ことや「防衛研究所においては、部隊の中核となり得る優秀な人材の確保・輩出のため、サイバー領域等を含む教育・研究の内容及び体制を強化する」ことが掲げられました。 また、2021(令和3)年8月、防衛研究所は、文部科学大臣から科学研究費補助金取扱規程に規定する研究機関としての指定を受け、防衛研究所の研究者が科研費に応募できるようになりました。これにより、防衛研究所の研究能力の向上、科学コミュニティへの一層の貢献が期待されます。 これからも防衛研究所は、安全保障・防衛に関する議論の醸成や国家安全保障に関する政策支援のため、さまざまな取組みを推進していきます。防衛研究所の役割 防衛研究所の役割

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