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過去のトピック

2019年

12月

日越研究交流

令和元年12月18日から19日にかけて、ベトナム国防国際関係研究所(IDIR)よりヴ・ティエン・チョン所長、ゴ・タイン・トゥン・アジア・アフリカ部長およびヴィ・タック・ロン米欧部副部長を招へいし、「ベトナム国防研究機関との防衛研究交流」研究会を実施しました。「ベトナム国防白書の概要」と題する一般課程での講義に加え、「インド太平洋地域の安全保障環境に影響を与える要素」の論題で研究会を開催しました。インド太平洋地域の安全保障関係においてASEANおよび本年度、議長国を勤めるベトナムの役割が注目を集める中、活発な質疑応答が行われ、有意義な講義・研究会となりました。

日米戦史交流

12月17日から19日の間、米国ペンシルヴァニア大学のアーサー・ウォルドロン教授を招へいし、日米戦史交流を実施しました。日米戦史交流は、平成6年以来米国を代表する戦争史・軍事史研究者を招いて、戦史研究センターにおいて3日間連続のワークショップを開催している事業です。今回のテーマは、「近代的条約システムのなかの日本と中国」、「中国近代外交の展開」、そして「日本に対する中国の挑戦」でした。とくに3日目には、留学生を含む一般課程研修員が参加し、中国の伝統的な国際秩序観、現在の香港情勢など多岐にわたるテーマをめぐって活発な議論が行われました。

アフリカ研究交流等

12月16~10日、政策研究部の橋本部長と地域研究部の八塚研究員がエチオピア連邦民主共和国の首都アディスアベバ市を訪問しました。防衛整備研究センター、War College、PKO訓練センター、アフリカ連合平和安全局(the Peace and Security Department in AU)などを訪問し、エチオピアを含むアフリカ大陸の安全保障などについて意見交換を実施しました。特に、東アフリカ(アフリカの角)地域におけるエチオピアの地政学的重要性、同国によるPKO活動の現状と課題、欧米諸国を含めた域外国との協力の現状などについて理解を深めることができました。

ジェイソン・ヤング・ニュージーランド・ビクトリア大学現代中国研究所長の来訪

2019年12月12日、ジェイソン・ヤング・ニュージーランド・ビクトリア大学現代中国研究所長が防衛研究所を訪問され、研究者と意見交換を行いました。意見交換では、日中関係や中台関係を中心に、活発な議論が展開されました。

スティーブ・ツァン・英ロンドン大学SOAS中国研究院院長の来訪

2019年12月11日、スティーブ・ツァン・英ロンドン大学SOAS中国研究院院長が防衛研究所を訪問され、廣瀨所長および研究者との意見交換を行いました。意見交換では中国問題を中心とする東アジアの国際情勢について、活発な議論が展開されました。

安全保障国際シンポジウム「一帯一路構想と国際秩序の行方」

12月10日、令和元年度の安全保障国際シンポジウム「一帯一路構想と国際秩序の行方」を、ホテル椿山荘東京(文京区)で開催しました。渡辺孝一防衛大臣政務官からの挨拶に続き、一帯一路構想がもたらす影響について、3つのセッションで議論を展開しました。第1セッション「一帯一路構想をどう見るか」では、蘇長和(中国:復旦大学教授)、ヴィクトリア・パノヴァ(ロシア:極東連邦大学副学長)、クリスティン・リー(米国:新アメリカ安全保障センター研究員)、飯田将史(防衛研究所主任研究官)の各氏がそれぞれの角度から一帯一路構想の全体像を論じ、佐橋亮(東京大学准教授)氏が討論を行いました。第2セッション「一帯一路構想をめぐる経済と安全保障」では、ジェフリー・ウィルソン(豪州:パース米国アジアセンター研究部長)、アレッシア・アミギーニ(イタリア:国際政治研究所(ISPI)アジアセンター長)、増田雅之(防衛研究所主任研究官)、由冀(中国:マカオ大学教授)の各氏が経済や安全保障の分野の実態を分析し、秋本茂樹(防衛研究所主任研究官)氏が討論を行いました。第3セッションでは、聴講者からの質問などを通じ、一帯一路構想がもたらす国際秩序の変化について10名の登壇者が討議を行いました。なお、防衛研究所は安全保障国際シンポジウムおよび戦争史研究国際フォーラムをおおむね年1回ずつ開催しており、研究発表内容をまとめた報告書を開催の数か月後に防衛研究所ウェブサイトで公開することにしておりますので、ご参照ください。

戦争史研究会

12月5日オーストリア陸軍ハラルド・ペッヒャー准将と陸自OB冨樫勝行氏をお招きして、戦争史研究会を開催しました。演題は「日墺防衛交流150年」でした。日本とオーストリア共和国は、1869年に修好通商航海条約を締結して外交関係を樹立(当時はオーストリア=ハンガリー二重帝国)、2019年がちょうど150年目にあたり、さまざまな方面において日本オーストリア友好150周年の記念行事が実施されています。ペッヒャー准将は、オーストリア陸軍の国防省に勤務されており、軍事経済学がご専門ですが、日本との防衛交流に関する事項についても造詣が深く、オーストリア共和国において防衛駐在官としての勤務経験がある冨樫氏とお二人で『日墺防衛交流150年 記念誌』を刊行されています。日本とオーストリアの150年間における防衛交流についてのご発表により、さまざまな示唆を得ることができました。

11月

日豪防衛研究交流

日豪防衛研究交流が11月19日~20日に開催され、豪州側からは豪州戦略政策研究所(ASPI)のマーカス・ヘリアー上級分析員およびフオン・リー・スー上級分析員が研究報告しました。日本側は富川英生主任研究官と澤田寛人研究員がコメンテーターを努めました。研究会では人工知能を含む新興技術の軍事利用や近年のシャープ・パワーの影響をテーマに、活発に議論が交わされました。研究会の後には引き続き、ヘリアー上級分析員およびリー・スー上級分析員により防研一般課程の研修員に対する講義が行われ、様々な視点からの質問や意見が相次ぎ、議論が深められました。

ドイツ連邦軍軍事史・社会科学研究所(ZMSBw)との第2回ワークショップ

11月19日から20日にかけて、防衛研究所はドイツ連邦軍軍事史・社会科学研究所(ZMSBw)に戦史研究センターの清水主任研究官及び山田所員を派遣して、第2回となる共同研究ワークショップに参加しました。ワークショップでは、世界大戦の時代における日独の軍事史に対する視点に関して、日独双方の研究発表を行い、活発な議論が行われました。

アジア太平洋安全保障研究センター副所長の来訪

11月15日、米国のジェームズ・ヒライ、アジア太平洋安全保障研究センター副所長以下2名が防衛研究所を訪問し、中野副所長を表敬しました。その後、一行は防衛研究所研究者との意見交換を行いました。ヒライ所長からは、同センターにおける能力構築に向けた取り組みについて紹介がありました。防衛研究所の研究者からは、インド太平洋戦略における能力構築支援の重要性が示されるなど活発な意見交換が行われました。

ジョージア・アナクリア港開発コンソーシアム副会長ジャパリゼ氏の来訪

11月15日、ジョージアのテド・ジャパリゼ・アナクリア開発コンソーシアム副会長(Dr. Tedo JAPARIDZE, Vice-Chairman of Anaklia Development Consortium)が防衛研究所を訪問し、防衛研究所研究者との意見交換を行いました。ジャパリゼ副会長からは、地理的に特殊な地位にあるジョージアが、ロシアやトルコあるいは中国から様々なアプローチを受けている状況とこれに対するジョージア政府の対応が述べられました。防衛研究所の研究者からは、東アジアにおけるロシアや中国の外交・安全保障分野でのアプローチの特徴とこれに関する研究者独自の分析・評価が紹介されるなど活発な意見交換が行われました。

エストニア外務省政策企画部長の来訪

11月13日、エストニア外務省のエーリック・マルメイ政策企画部長(Eerik Marmei, Director General, Policy Planning Department)が防衛研究所を訪れ、所長および研究者と意見交換を行いました。両国に共通する関心事として、米国の同盟コミットメント、ロシア・中国関係、中国の北極域を含む広範な活動、朝鮮半島の核問題などが話題となり、活発な意見交換となりました。

ハンガリー戦略地政学研究所長の訪問

11月12日、ハンガリーのダービィド・サボー・トリマリウム戦略地政学研究所長(David Jozsef Szabo, Co-founder and Director at Trimarium Geostrategic Institute)が防衛研究所を訪問し、防衛研究所研究者との意見交換を行いました。サボー所長からは、中国とハンガリーの政治・経済関係やハンガリーの安全保障情勢について紹介がありました。防衛研究所の研究者からは、東アジアにおけるロシアや中国の外交・安全保障分野でのアプローチの特徴とこれに関する研究者独自の分析・評価が紹介されるなど活発な意見交換が行われました。

中野防研副所長のARF国防大学等校長会議参加

中野防衛研究所副所長ほか2名は、2019年11月11日から14日まで、シンガポール国軍士官学校が主催する第23回ARF国防大学等校長会議に参加しました。同会議では「信頼構築、リーダーシップの発展、協力のための機会を高める軍事教育」という共通テーマの下、各国国防大学が報告を行われ、中野副所長も政策シミュレーションを中心とした防研の教育内容を紹介しました。併せて、同会議の機会を利用し、参加各国と二国間会談を実施し、信頼醸成に努めました。

中国国防大学科研部訪問団の来訪

11月11日、中国人民解放軍国防大学科研部部長の方林少将を団長とする訪問団が防衛研究所を訪れ、研究者との意見交換を行いました。双方はインド太平洋戦略、日中関係の現状と将来、朝鮮半島の非核化、シンクタンク間の学術交流の在り方などについて、活発な意見交換を行いました。

中央アジア地域交流

11月10~17日、地域研究部の兵頭部長と八塚研究員がトルクメニスタン共和国の首都アシガバード市を訪問しました。トルクメニスタン外務省、外務省付属国際関係大学、国際人文開発大学、軍アカデミーなどを訪問し、兵頭部長から東アジアの安全保障環境について講義を実施すると共に、トルクメニスタンを含む中央アジア地域の安全保障などについて意見交換を実施しました。トルクメニスタンの地政学的重要性や外交姿勢、中央アジア地域諸国間の協力の現状など、これからの重要な動きについて理解を深めることができました。

中国国防大学訪問団の来訪

11月5日、中華人民共和国の肖天亮・人民解放軍国防大学副校長(中将)以下26名が防研を訪問しました。 肖天亮・副校長は中野副所長と懇談を行い、防研と中国国防大学との交流などを話し合いました。その後防研一般課程の研修員と国防大学統合運用学院の学生との間でアジア太平洋の地域情勢などに関して活発な意見交換が行われました。

欧州・NATO交流

11月4~6日、日欧・NATO防衛研究交流として一政祐行主任研究官と押手順一研究員が英国(ロンドン)およびフランス(パリ)を訪問しました。ロンドンでは王立国際問題研究所(Chatham House)や検証研究・訓練・情報センター(VERTIC)で核軍備管理やサイバー安全保障など幅広い分野について専門家と意見交換しました。また、パリではフランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)や戦略研究財団(FRS)、モンテーニュ研究所などと研究交流し、ポストINF時代の核抑止戦略、中国を巡る欧州の安全保障課題、自律型致死兵器システム(LAWS)などの新興技術を巡る諸課題について議論を交わすとともに、研究者間ネットワークの形成に取り組みました。

10月

第20回日韓戦史研究交流研究会

第20回日韓戦史研究交流研究会が10月30日に開催され、韓国側からは、招へい者である韓国国防部軍史編纂研究所の鄭炯兒先任研究員、李美淑先任研究員が参加しました。日本側は、戦史研究センター戦史研究室の清水亮太郎主任研究官、山口真司所員が発表者及びコメンテーターを務めました。研究会では日韓双方の視点から活発に意見が述べられ、今後の研究を進める上で様々な示唆を得ることができました。

国際安全保障フォーラム・イン・関西2019-20

10月27日、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)との共催で、「国際安全保障フォーラム・イン・関西2019-20」を開催しました。本フォーラムは2つのセッションからなり、冒頭には山本ともひろ副大臣から本フォーラムに寄せられたビデオメッセージが上映されました。セッション1は「東アジアの安全保障環境と課題」がテーマで、京都外国語大学の竹内俊隆教授が「中国は覇権を握れるのか―パワートランジション論への疑問」、OSIPP博士前期課程の平野歩さんが「日米韓同盟―相克を超えた戦略的アプローチ」、防衛研究所の渡邊武主任研究官が「『非核化』で進展する中国と北朝鮮の提携」と題してそれぞれ発表しました。続くセッション2は「欧州の安全保障の諸相」がテーマで、大阪女学院大学・短期大学の竹澤由記子特任講師が「近年の北欧諸国の安全保障・防衛協力―その課題と可能性について」、防衛研究所の田中亮佑研究員が「イニシアティブからみる欧州安全保障―作戦構想に関する英仏独の一致と齟齬」と題した発表を行いました。質疑応答の時間には聴講者から各発表について多くの質問が寄せられ、活発な議論が行われました。

東南アジア研究交流

10月21日~25日、富川英生主任研究官と真辺祐子研究員が東南アジア研究交流を実施するため、インドネシア(ジャカルタ)を訪問しました。ジャカルタでは、インドネシア国家強靭性研究所(レムハナス)において、インドネシアの外交政策や地域安全保障をテーマに研究会を行いました。また、国防省、戦略国際問題研究所(CSIS)、東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)などを訪問して、インドネシアの政治状況や地域安全保障をめぐる戦略動向について議論を行いました。

ドイツ国防政務次官の来訪

10月8日、ドイツ連邦共和国のトーマス・ジルバーホルン国防政務次官以下7名が防衛研究所に来訪され、廣瀨所長および研究者との懇談を行いました。懇談では、朝鮮半島問題や「開かれたインド太平洋」構想を中心に、アジア太平洋の地域情勢に関して活発な意見交換が行われました。

戦争史研究会

10月1日から3日にかけて、ロンドン大学キングス・カレッジ教授のフィリップ・セイビン博士をお招きして、戦争史研究会を開催しました。セイビン博士は、古代ギリシャ・ローマ時代の戦史、紛争シミュレーションやエア・パワーに関して、著書や論文など多くの業績を残している世界的に有名な研究者であり、また博士がロンドン大学で責任者を務めるウォーゲーミング・ネットワークは欧州最大のものです。研究会のテーマは、1日目が「失われた古代戦の叡智-銃火器以前の戦争-」、2日目が「空の戦争-第2次世界大戦(1939-1945)における連合国の勝因」、3日目が「ウォーゲームの将来-戦略・戦術における見識の源として-」であり、個別の戦争史に捉われることなく、時代を超えた教訓を抽出し活用する上で有益な発表や、また研究・訓練手法としてのウォーゲームの有用性に関する発表が成されるとともに、活発な議論が展開され大変有意義なものとなりました。

過去の行事は過去行事等をご覧ください。

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