令和5年度政策シミュレーション国際会議
「コネクションズ・ジャパン2023/24」


―インド太平洋地域の安全保障環境に対応した政策シミュレーション技法の発展に向けて―

令和5年度政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン2023/24」
令和5年度政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン2023/24」

現在の安全保障環境においては、国家間の相互依存関係の拡大・深化と、パワーバランスの変化の加速化・複雑化により、既存の秩序をめぐる不確実性が増大し、国家間の競争が顕在化しています。多くの人々が想定し得なかったロシアのウクライナ侵略のような既存の秩序への挑戦や、ハイブリッド戦の展開、グレーゾーンの事態の継続といった安全保障上の課題に対応する上で、予測困難な事象や展開にどう備えるかがますます重要となっています。
こうした状況への柔軟で的確な対処に資する、将来の情勢見積り、立案した政策のテスト及びフィードバック等の手段として、「政策シミュレーション」が世界的に注目されています。それに伴い、政策シミュレーション技法に関する知識を共有・発展させる場として、米英両国で始まった「コネクションズ」を冠する国際会議が、今日では多くの先進諸国で開催されています。
防衛研究所は、平成27年以来、政策シミュレーション手法を政策立案支援や教育の場で活用すべく自主研究及び先進諸国における研修を通じて政策シミュレーション手法の習得に努めています。令和4年11月、英米等での先進的な戦略レベルのシミュレーション、ウォーゲーミングに関する知見や、防衛省自衛隊を含む国内での取り組みについて共有し、相互に交流を図る機会として、政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン」を初めて開催しました。その後、同年12月に安全保障関連3文書が発出され、あらゆる事態を想定した政策を事前に検討しておく必要性が高まる中、かかる事前検討の有力な手段として政策シミュレーション技法の一層の質的向上が求められています。このような背景のもと、2回目の政策シミュレーション国際会議となる「コネクションズ・ジャパン2023/24」では、テーマを「インド太平洋地域の安全保障環境に対応した政策シミュレーション技法の発展に向けて」として、政策シミュレーション技法の発展を図るべく議論と演習を行います。

日時 令和6年1月24日(水) 9:30~18:00
※オンラインのウェビナー形式(日英同時通訳付)
聴講料 無料
申込み方法 聴講申込みはこちら(令和6年1月9日以降、受付を開始します。)
お問い合わせ先 コネクションズ・ジャパン運営事務局(seisaku2023@creativefactory-co.jp)

プログラム(調整中)

開会挨拶(9:30~9:40)

 防衛省防衛研究所長 石川 武

第1部:インド太平洋地域の安全保障環境に対応した政策シミュレーション技法(9:40~12:00)

第1報告(9:40~10:10)

 「インド太平洋地域の安全保障環境の概観」(仮)
 防衛省防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室長
 増田 雅之(Mr. MASUDA Masayuki)

第2報告(10:15~10:45)

 「オーストラリアからインド太平洋地域の安全保障環境と安全保障・国防戦略の策定に資する政策シミュレーションへの期待」(仮)
 オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)国防戦略・国家安全保障担当部長
 レベッカ・シュリンプトン(Ms. Rebecca Shrimpton)

第3報告(10:50~11:20)

 「インド太平洋地域シナリオ政策シミュレーションの動向」(仮)
 米国防大学応用戦略研究センター(CASL)戦略ウォーゲーミング室長
 アダム・クリステンソン陸軍中佐(LTC. Adam Christenson)

質疑応答(11:30~12:00)

第2部:政策シミュレーションの展示・実習体験(13:30~17:55)

「ボックスゲーム(汎用性の高い基本的ゲーム)の紹介と実習体験」

 英国国防省国防科学・技術研究所(DSTL)
  マイケル・バグウェル(Mr. Michael Bagwell)
  リッキ・パーソンズ(Mr. Rikki Parsons)
  オリバー・バートン(Mr. Oliver Barton)
  マシュー・アーデア(Mr. Matthew Ader)

閉会挨拶(17:55~18:00)

 防衛省防衛研究所副所長 足立 吉樹 陸将補


司会進行: 防衛省防衛研究所特別研究官(政策シミュレーション担当) 松浦 吉秀

※プログラム、各発表等のタイトルは予告なく変更になる場合があります