文字サイズの変更

所長挨拶

防衛研究所長 田中 聡

防衛研究所のホームページをご訪問いただきありがとうございます。

 防衛研究所は、防衛省のシンクタンクであるとともに、我が国唯一の国立の安全保障に関する学術研究・教育機関です。当所では、安全保障や戦史に関する調査研究を行うほか、諸外国の国防大学に相当する教育機関として、防衛省・自衛隊の幹部及び他省庁の職員等への教育を行っております。

 令和2年4月現在、防衛研究所には90名の研究者が所属しており、政策研究や国際・地域情勢分析に加え、法律、経済、社会、戦史などの伝統的な分野に留まらず、宇宙やサイバー分野の研究も行っています。

 教育に当たっては、国家安全保障及び国の防衛に関し、軍事的な視点のみならず、研究者と各国駐日大使等の部外講師が一体となって政策的な視点からの教育となっております。

 さらに防衛研究所は、防衛省の防衛交流・安全保障対話の一翼を担う機関として、各国の国防研究機関との間で、研究交流・教育交流を行うとともに、民間の研究者を含む海外の研究者・専門家との間で、ネットワークの構築や安全保障問題に関する共通の理解を深めることを目指して、各種国際会議の主催や研究者の海外への派遣及び招へいなどを行っております。

 これらの成果についてはさまざまな形で、情報発信に努めております。例えば、研究者の視点から東アジア地域の戦略環境や安全保障上の課題を分析する『東アジア戦略概観』、中国の軍事・安全保障について中長期的な視点から分析を行う『中国安全保障レポート』のほか、『戦史研究年報』を年次報告書として刊行しております。また、安全保障上のトピックをタイムリーに解説、論評する「ブリーフィングメモ」や「NIDSコメンタリー」をオンラインで発信しております。

 また最近では、昨今の学界や社会の潮流の変化に対応するため、平成10(1998)年以来刊行してきた『防衛研究所紀要』に代え、令和2年8月31日、新たに『安全保障戦略研究』 と題する学術誌として創刊しました。

 『安全保障戦略研究』は、日本における安全保障に関する学術研究の発展及び国民への知識の普及に寄与することを目的とした専門的な学術誌です。広く部内外から研究論文を募集しておりますので、ふるってご応募ください。

 こうした当所の取組は世界的にも注目を集めており、米ペンシルベニア大学TTCSPが発表する「2019世界シンクタンク報告」の防衛・安全保障部門ランキングにおいて、全110機関のうち第9位に選出され、アジアでは最高位になりました。

 これからも、国民の皆様に安全保障に関する知識や情報を正確に発信できるよう取り組んでまいりますので、ぜひ防衛研究所のことを知り、関心を寄せていただきたくお願い申し上げます。

防衛研究所 所長 田中 聡

防衛研究所 企画部総務課総務係:
〒162-8808 東京都新宿区市谷本村町5番1号
電話: 03-3260-3019
FAX: 03-3260-3039